システムエンジニア業界へ別業界から転職しようとしている人、新卒で就職しようとしている人。
就職活動を行っているとどうしても面接などの採用試験が気になると思います。
私は現在社内システムエンジニアとして新人研修を担当しており、社での採用担当とやりとりをかなりしています。
その中でエンジニアを採用する時のポイントを話したいと思います。
【面接前】エンジニアとしての適性を試験
自社では面接の前にシステムエンジニアとして適正があるかどうかを測る筆記試験をしています。
適性はプログラミングを無料で学べるサイトなどがありますので、そこで鍛えておくとよいでしょう。
やってみて面白くなかったり、拒否反応が出るようでは適正以前にこの業界に向いていないのかもしれません。
エンジニア業界を目指すならば、まずこの業界が好きかどうかを自分自身で考えてみる必要があるでしょう。
嫌いなのにやっていけるはずはありませんので、目指す前に少し考えてみると良いでしょう。
【現場を生解説】エンジニアの面接で対策すべきポイント
面接ではここが見られる ①勤怠に問題がなさそうか
遅刻や休んだりと勤怠に問題のある人が程度に差はあれどそれなりにいるのが現実です。
覇気がなく仕事にやる気がなさそう、仕事など何もしていない期間が長いなどはかなりのマイナスポイントです。
実際に何もしていない期間が長い人はこれを取り繕う相当なアピールをすべきでしょう。
面接ではここが見られる ②自主努力をしそうであるか
自主勉強や努力する気がないような人はアウトです。この業界は常に技術吸収していく事が大切です。
社で研修があるから大丈夫とか考えている人もアウトで、面接ではあれこれ研修について聞きすぎる人も落としているようです。
入社後にこのように考えていた新人がおり、その人物は開発現場についていけずに辞めてしまいました。
研修はあくまで基礎を教えるだけなので、開発現場ではその現場特有の技術を身につけなければなりません。
面接ではここが見られる ③コミュニケーション力があるかどうか
システムエンジニアはもくもくと開発をしていると思われがちですが、結構他人とコミュニケーションを取ります。
不明点を聞くことはもちろんのこと、仕様の確認や各種打ち合わせ、また後輩ができたらそれの指導など、話す機会がかなりあります。
コミュニケーション力は大きなポイントとなります。
面接ではここが見られる ④その他問題を起こしそうでないかどうか
開発現場で色々問題を起こされたりすると、他の社員に迷惑がかかるだけでなく会社全体の信用問題になったりします。
ウソを付く、柔軟でない、従順じゃなさそう、悪い意味で不真面目などなど。
エンジニアだけでなくこういう人は嫌ですよね笑
もちろん面接でこのような事が感じられれば落としているようです。
さいごに
ITエンジニアとして採用されるならば、技術だけでなく人柄や性格的なところも重要となります。
プログラミングスキルなどどうしても技術面に注目がいきがちですが、それ以外の重要な部分を見落としていては上手く行きません。
むしろ経験者の採用でないならば、エンジニアの面接対策は技術以外で決まると言っても過言ではありません。
現場で採用担当とやりとりをしているからこそこのように思っています。
企業に応募する前に、是非ともこれらの事を意識して落とされる事が減少すれば幸いです。