Java Swingについて

Swingとは

Swingは、Java用のGUI関連のフレームワークです。
Windows/Macなどでアプリケーションを作成したい時に使用すると便利です。

Java Swingでできること

簡単な例ですが、次のようなアプリを作成できます。

ボタンを押下することにより、中央の数字がカウントアップダウンするという単純なアプリです。
上記例は非常に簡単なものですが、もちろん複雑なものも作成可能です。
WindowsやMacなどで使用するアプリはたいてい作成することが出来ます。

Javaの学習にも役立つ

上述のような単純アプリだけでも次のようなJavaの技法が含まれています。

・変数
・演算
・文字列
・数値、文字変換

慣れるまでは厄介ですが、よくあるコンソールに出力して確認する学習に比べ、実際に画面に表示したりアプリを制御する学習となりますので、より実感が出るはずです!

Swingのインストール

ヘルプの新規ソフトウェアのインストールを選択します。

次のように入力設定し「Swingデザイナー」を選択し「次へ」を押下します。
その後は画面通りに進めるとインストールが完了します。

※作業対象について
ソフトウェアをダウンロードしてくるURLを入力することになります。
画面例だと「http://download.eclipse.org/releases/oxygen」ですが、Eclipseのバージョンにより異なります
Eclipseのバージョンはヘルプの「Eclipseについて」より参照して上記URLの「oxygen」部分を変更してください。
最新(2020年11月時点)だと「http://download.eclipse.org/releases/2020-12」のようになります。

Java Swingファイルの作成

「src」部分で右クリックし[新規]-[その他]を選択します。

[WindowBuilder]-[Swingデザイナー]-[アプリケーションウィンドウ]を選択します。

名前に「SwingTest」と入力して完了を押下します。
※名前は任意ですが、先頭は大文字にしてください。

次のように「SwingTest.java」が出来上がれば正常完了です。

※あらかじめソースコードが記載されていますが、Swingの必要部分ですので消さないでください。

Java Swingファイルの実行

「SwingTest.java」部分で右クリックし[実行]-[Javaアプリケーション]を選択します。

次のようなアプリ画面が起動すれば正常完了です。